今回は周南市の避暑地、鹿野のお客様。8畳の和室天井板が経年劣化で表面が
剝がれているため、綺麗にしてほしいとのご依頼。
和室は455巾の天井板を廻り縁に上から釘で留めます。中の部分は1m置きに、
イカリ型の釘で吊り木と固定します。既存の天井板を撤去して、張り替えるのも
勿論いいのですが、フローリングも壁も、天井も今は、追い貼り工法が主流に
なっています。重ねて施行することで、ゴミがでない、コストが極端に抑えられるなど、多くのメリットがあります。
工事する前は、床や家具などの養生をしっかり行います。
さて、養生が済んだら、既存の天井板の上に4ミリべニアを貼っていきます。
木工ボンドをしっかりとつけて、エアーコンプレッサーで又釘を桟木をねらって
とめていきます。隙間なく貼っていくのも、職人技の見せどころですね!
綺麗に貼れました。今日の大工作業はここまで。
次の日は、クロス屋さんにバトンタッチ。いつも丁寧な仕事をしてくれる
順さん。まずは、目地(つぎめ)にパテをします。この工程が大切です。
しっかり乾いたら、専用ののりを付けたクロスを貼っていきます。
照明器具も戻して、完成です。白いクロスを貼ることで、部屋が明るくなり、
広く感じます。お客様との色を選ぶ時間も楽しいひとときです。
仕上がりに、とてもご満足いただけました。隣の部屋と、壁も追加で
頼まれました。いい仕事をすると、次に繋がりますね!
ご依頼ありがとうございました。